菊池憲太郎 活動実績

菊池憲太郎 活動報告 Vol.25

令和3年9月第307回定例会 一般質問 【令和3年9月30日(木)】

 令和3年9月17日、第307回青森県議会定例会が開会され、新型コロナウイルス対策経費を盛り込んだ、2021年度一般会計補正予算案など議案13件、報告2件を原案通り可決承認し、10月7日に閉会した。この間の10月4日には、第100代目の岸田総理大臣が誕生し、日本社会はアフターコロナに向けて、新たな体制に入ったといえる。
本定例会では、コロナ禍で疲弊した地域経済支援対策や地域に大きな影響を及ぼす県立高校再編問題、そして、2021年産米の生産者概算金(仮渡し金)大幅下落に関する支援対策や、むつ市大畑地区と風間浦村で発生した、大雨災害の復旧支援と今後の対策など、大きなテーマが議論された。
特に、異常気象による想定外の豪雨によって発生した土砂流出災害は、海岸線や斜面地帯に集落が散在する下北地域において、孤立分散化する危険性をはらむものであり、根本的な地域防災対策の見直しが急務であることを深く認識し、通算17回目の一般質問に立った。
その他では、むつ湾フェリー蟹田・脇野沢航路の維持について、新型コロナウイルス感染症の収束を見据えた観光振興策、飲食店や県産酒の需要回復に向けた取組、そして、幼児教育の質の向上と大湊・むつ工業統合問題について質問した。県の答弁は以下のとおりである。

質問 8月9日からの下北地域における 大雨災害への対応について

災害発生時における地域県民局の役割と、今回の初動対応は!

これまで総合防災訓練や災害図上訓練で取り組んだ内容を、今回の災害対応に生かすことができたのか!

県として、災害発生時から今日に至るまで、国や市町村とどのような連絡体制を構築していたのか!

災害時において被災地域との通信網が寸断した場合、県として代替の通信手段をどのように確保するのか!

林地、農地・農業用施設及び公共土木施設の被害状況と県の対応は!

【再質問】県発注工事における建設発生土の処分について

下北地域における夏秋いちごの被害への対応状況は!

【再質問】(1) 新規就農者は農業経営収入保険にどのくらい加入しているのか
【再質問】(2) 非農家出身の新規就農者の経営安定に向けて、県はどのように取り組んでいるのか!

むつ市大畑町の養魚場被害による海峡サーモン養殖への影響と県の対応は!

質問 災害発生時の避難対応について

災害時において下北地域の広域避難路や代替路となる道路の整備について

(1) 今回の大雨で被災し、通行不能となった国道279号のバイパス化が急務であると考えるが、これまでの取組と今後の方針は!
(2) 今回の大雨災害により、下北半島縦貫道路の重要性がさらに高まったと考えるが、現在の進捗状況と全線整備に向けた取組は!
(3) 国道338号白糠バイパス及び大湊II期バイパスの進捗状況は!
【再質問】(1) 令和3年9月3日に下北総合開発期成同盟会から緊急要望のあった、国道279号の国直轄事業による早期復旧並びに国直轄移管、バイパス化の早期実現へ向け、県はどのように取り組んでいくのか!
【再質問】(2) 国道279号焼山崎付近で、仮設防護柵を設置して片側交互通行となっている区間について、解除に向けた取り組みは!

質問 原子力災害の避難対策の見直しについて

今回の大雨における災害を踏まえ、原子力災害時の避難対策を見直す必要があると考えるが、県の考えは!

質問 蟹田・脇野沢航路の維持について

蟹田・脇野沢航路に係る検討会議を設置した経緯は!

蟹田・脇野沢航路に係る検討会議における検討状況と今後の進め方は!

質問 本県の観光振興策について

新型コロナウイルス感染症の収束を見据えて、県内への誘客策をどのように展開していくのか!

【再質問】「青森県おでかけキャンペーン」について、新規予約の受付を再開するための基準は!

新型コロナウイルス感染症の感染拡大に加え、令和3年8月9日からの大雨により被害を受けた下北地域について、今後、観光振興に向けどのように取り組んでいくのか!

質問 飲食店や県産酒の需要回復に向けた取組について

あおもり飲食店感染防止対策認証制度の認証取得に関する課題と県の取組は!

感染が収束した段階で、飲食店関係団体から要望が多かった需要回復に向けた支援が必要と考えるが、県は今後どのように取り組んでいくのか!

販売が落ち込んでいる県産酒の需要回復に向けて、県はどのように取り組んでいくのか!

質問 幼児教育の質の向上について

幼児教育センターに係る検討状況と今後の方向性は!

質問 青森県立高等学校教育改革推進計画について

下北地区懇談会では、下北地区統合校における多様な選択科目の設定や生徒の資格取得に対応した体制の維持について意見があったが、県教育委員会の見解は!

下北地区懇談会では、通学費の支援を求める意見があったが、県教育委員会の見解は!

大間高等学校への全国からの生徒募集の導入について、これまでの大間町への対応状況と今後の進め方は!

下北地区懇談会では、第2期実施計画(案)を白紙撤回すべきという意見があったが、県教育委員会ではどのように受け止めているのか!

 

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